サンプル「自慢の息子」

2012/4/7(土)-8(日)
三重県文化会館小ホール
高校生以下2,000円

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演劇界の芥川賞ともいわれる岸田國士戯曲賞を2011年に受賞した鬼才・サンプル主宰の松井周。
その話題の受賞作品の全国ツアーが早々に三重県に登場します。
【日程】
2012年4月7日(土)18:00 ◎
2012年4月8日(日)14:00
※開場は20分前、受付・当日券販売開始は40分前です。
※上演時間は100分を予定しています。
◎の回は松井周によるポストパフォーマンストークがあります。
ゲストは ハイバイ主宰 岩井秀人 に決定!
【会場】
三重県文化会館 小ホール
【料金】
一般 3,000円(当日3,300円)
学生 2,500円
高校生以下 2,000円
【作・演出】
松井周
【出演】
古舘寛治(サンプル・青年団)、古屋隆太(サンプル・青年団)、奥田洋平(サンプル・青年団)、野津あおい(サンプル・青年団)、兵藤公美(青年団)、羽場睦子
【作品について】
では、国境を決めましょう
「自立」を掲げるときは「依存」が露わになり、
「共存」を掲げるときは「孤立」の度合いが深まるとしたら、
私たちはどうにも幸せになれないし、さびしい。
だったらそんなスローガンよりも、他者への「感度」を上げていきたい。
五感を使って他者との境界線を感知しながら踏み越えたい。
俳優やスタッフとの作業によって、そんな思いを明確な形にすることができたと考えています。
旅(試練の?)に出ることで、この作品はまだまだ変化するでしょう。
是非初めての方も一度観た方も、何度でもじっくり味わっていただきたいと思います。
あらすじ
ある男がアパートの一室に独立国を作る。
アパートの隣の部屋には、騒音に近い音楽を聴きながら洗濯物を干す女。
ガイドに連れ添った母親が男の作った国を訪ねる。
日本からの亡命を試みる兄妹を連れながら…
そこから、彼らの奇妙な同居生活が始まる。
誰かの物語に組み込まれたり、忘れ去られたりと、
自分の物語すらかすめ取られていく登場人物たちの点滅劇。
第55回岸田國士戯曲賞受賞作品